
暑さが本格化してくると、
「なんとなくだるい…」
「やる気が出ない」
「仕事に集中できない」
そんな症状を感じることはありませんか?
それ、もしかしたら“心の夏バテ”かもしれません。
身体だけでなく、メンタルにも影響を及ぼす夏特有のストレスや環境変化について、
今回はその原因と、今すぐできる7つの対策を紹介します。
なぜ「心の夏バテ」が起こるのか?
いわゆる“夏バテ”というと、食欲不振や体のだるさを思い浮かべますが、
実はメンタルにも夏特有の不調が現れることがあります。
主な原因は以下のようなものです:
- 暑さによる睡眠の質の低下
- 室内外の温度差による自律神経の乱れ
- 食生活の乱れ(冷たいものの取りすぎ)
- 外出控えによる気分の閉塞感
- 夏休みムードとのギャップによるストレス
これらが複合的に作用すると、「だるい」「何もしたくない」「不安になる」など、
精神的な“夏の不調”が起こりやすくなるのです。
“心の夏バテ”対策|7つの習慣で整える
1. エアコンは「快適すぎない温度」に設定する

冷やしすぎは自律神経のバランスを崩す元。
28度前後のやや涼しい程度に設定し、寒暖差を減らしましょう。
2. 朝日を浴びて体内時計をリセット

朝起きたらカーテンを開けて自然光を浴びるだけでも、脳が活性化されます。
生活リズムの乱れを防ぐシンプルな習慣です。
3. 「冷たいものの摂りすぎ」に注意

冷たいドリンクやアイスの摂取が増えると、内臓が冷えて不調を引き起こします。
温かい汁物や常温の水を意識して取り入れると、体調も安定しやすくなります。
4. 適度な運動で“汗をかく”習慣をつくる
外は暑くても、室内でのストレッチやヨガ、軽い筋トレなど、少し体を動かすことがメンタルにも良い刺激になります。
5. “気温より自分の体調”に目を向ける
暑さのせいで無理してしまいがち。
周囲と比べず、自分の疲労や感情に敏感になることが予防の第一歩です。
6. 休むことに罪悪感をもたない

「夏だから頑張らなきゃ」ではなく、
“今はペースを落とす季節”と認識することが心の安定につながります。
しっかり休むのも立派な対策です。
7. 1日1回「気分が上がること」をする
お気に入りの音楽、香り、スイーツなど、五感が喜ぶことを1日1つだけでも取り入れることで、
心のバランスが整いやすくなります。
まとめ:心も夏バテする。だからこそ“やさしく暮らす”
暑さは、体だけでなく心にもストレスを与えます。
「だるい」「やる気が出ない」と感じたら、
それは怠けではなく、“心からのSOS”かもしれません。
無理せず、自分にやさしく過ごすことで、
今年の夏も快適に乗り切っていきましょう。